
3月11~20日_「食べるなら今だっ!」

地震の日は、いろんな人が次々に会社とスタジオに避難して来て、一緒に一晩明かすことになった。

「緊急炉心冷却装置が全基で作動せず」その夜、ぺろっと一行流れただけの速報テロップに、時間が凍り付いた。そしてそれ以降、どれだけのことを、どこまでのことを周囲に伝えるべきなのか、悩んだが、隠さず出来る限り解り易く伝える事にした。状況を元に戻す事ができないなかで何を話しても、とは思ったが、やはり理解するのは必要なことだし、危険回避の指示を出さなければいけないときもある。

そんななか、無理くりにでもにちょっとづつ事態を制御し始めているのを見ると、そして一方あっけらかんとした街中を見るにつけ、日本人もやるなあ、と思う。てゆうか、かなりすごい。

地震翌日の日の出はあまりに美しく不気味だった。
「原子力発電所現場作業の方 支援募金」とゆうのをはじめてみました。